寄贈後の暮らしの変化を動画で紹介:インド編

2018.01.26 Voices

インドではこれまで23団体に寄贈してきましたが、そのうちのエーサス基金とワールド・ヘルス・パートナーズが活動する無電化村を訪問し、ソーラーランタンが現地の人々の暮らしにどのように役立っているのか話を伺いました。

クリーンな明かりで料理ができるようになりました

「以前は日没後2時間しか仕事ができませんでした。ソーラーランタンのおかげで働ける時間が増えました」

こう語るのは、インド北部ウッタル・プラデーシュ州スルタンプル地域で活動するエーサス基金のラジェンドラさんです。また、ソーラーランタンは人々の健康を守るためにも役立っているといいます。

「村では激しい咳こみなど、体調不良の訴えが毎月2〜3件ありましたが、ソーラーランタンの導入後は、そうした声は聞かなくなりました。特に家事を担う女性たちは、身体に悪い明かりのもとで料理をしなくてはなりませんでした。今ではクリーンな明かりを使えるので安心です。」

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妊婦の健康を見守る上でも欠かせません

同じくウッタル・プラデーシュ州で活動するワールド・ヘルス・パートナーズ(WHP)は、遠隔医療を提供するプロジェクトに取り組むNGO。特に力を入れているのが母子保健です。

WHPのナビンさんが所属するチームでは、エーサス基金や開業医たちと協力し、妊婦に村のヘルスセンターで遠隔治療を受けるよう促しています。インターネットで都市部の医師とつながり、問診を受けられる仕組みです。「何か問題がある場合は医師に相談し、適切な治療を受けてもらいます」とナビンさん。妊婦の健康は昼夜を問わず気を配る必要がありますが、ここでもソーラーランタンが活躍しています。

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ソーラーランタンを使って地域の生活がどう変わったか、お二人が語るインパクトストーリーを以下の動画でもご覧になれます。