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2013.10.29 News
パナソニック株式会社は、無電化地域の生活照明として使用できる「ソーラーランタン」を、2013年12月よりアジア、アフリカなど海外の無電化地域で順次発売を開始します。
パナソニック株式会社は、無電化地域の生活照明として使用できる「ソーラーランタン」を、2013年12月よりアジア、アフリカなど海外の無電化地域で順次発売を開始します。これは、日中に太陽電池で発電したエネルギーを充電池に蓄電し、夜間の灯りや携帯電話など小型機器充電用の電源として活用できるランタンです。広範囲を照らせる360度照射、約6時間*1での満充電など、無電化地域の毎日の暮らしに必要な機能を搭載しています。
世界の無電化地域の人口は約13億人、無電化率は全世界人口の約20%(5人に1人)と言われています*2。無電化地域の多くでは照明として灯油ランプが使われていますが、明るさが不十分なだけではなく、煙による健康被害や火事の危険にさらされているのが実情です。また、通信手段として携帯電話の普及が進んでいますが、十分な充電インフラが整っていないという課題もあります。パナソニックでは、クリーンで安心な"灯り"と"電源"を安定して供給したいという思いから、無電化地域の生活照明として使用できる「ソーラーランタン」を発売します。自宅だけでなく、病院、学校、店舗、屋外での灯りなど、様々な場所で活躍します。当社では、「ソーラーランタン」をきっかけに、無電化地域に暮らす人々の生活向上に向けてBOP*3市場の開拓を進め、商品開発をグローバルで推進してまいります。
なお、パナソニックでは、企業市民活動の一環として、創業100周年を迎える2018年に向け「ソーラーランタン10万台プロジェクト」を開始し、途上国の無電化地域で社会課題解決に取り組むNPO・NGO等に対してソーラーを活用した照明*4の寄贈も行っています。
360度照射設計により、5つのLEDが広範囲に拡散します。一家団らんの夕食、子どもの勉強など、広範囲を明るくする生活照明として使用できます。明るさは強(100ルクス)・中(40ルクス)・弱(6ルクス)の3モードで、本体のボタンで簡単に切り替えができます。使い方も、吊るす、置く、持ち運ぶなど、使用シーンに応じて様々な使い方ができます。
無電化地域で毎日使えるよう、1日で充電が完了し、一晩使える仕様としています。出力3.5Wのソーラーパネルにより、晴天時は約6時間で充電が完了します。満充電時は、強モードで約6時間、中モードで約15時間、弱モードで約90時間使用できます*5。
5V500mAのUSB出力端子付で、携帯電話などの小型機器の充電が可能です。700mAhの電池容量の携帯電話の場合、約2時間で満充電でき、1回~2回分の充電が可能です*6。
本商品はIEC(国際電気標準会議)規格の防塵性能・防水性能に関する保護等級IP34相当を有しており、雨天でもランタンとして使用することが可能です。
【仕様】
商品 | ソーラーランタン | ||
品番 | BG-BL03 | ||
LEDモード | 強 | 中 | 小 |
明るさ | 100lx | 40lx | 6lx |
駆動時間 | 約6時間 | 約15時間 | 約90時間 |
充電時間 | 約6時間(ソーラーパネル充電のみ) | ||
電源 | ニッケル水素電池 | ||
ソーラーパネル出力 | 3.5W | ||
サイズ | 本体:約138 (L) × 133 (W) × 60mm (H) ソーラーパネル:約206 (L) × 186 (W) × 39mm (H) |
||
質量 | 本体 約400g、ソーラーパネル 約630g |
【発売予定国*8】
アフリカ:ケニア アジア:ミャンマー、カンボジア、インドネシア、バングラデシュ、マレーシア
※ここでご紹介しているソーラーランタンBG-BL03は国内では販売しておりません。
【デザイン賞について】
本商品は、公益財団法人日本デザイン振興会の「2013年度 グッドデザイン賞」、国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)の「IAUDアウォード2013」を受賞しています。