【リリース】インドネシアにシェードとソーラーランタンのセット110組を寄贈

2015.03.04 News

パナソニックは、インドネシアの無電化地域、西ティモールにあるソネ村に対し、"Cut Out the Darkness"プロジェクトに寄せられた「動物」をテーマにしたデザインのシェードとソーラーランタンのセット、110組を寄贈しました。寄贈式では それらを一斉に点灯し、「光の動物園」を楽しみました。

パナソニックでは、ソーラーランタンの寄贈活動に皆さまにも参加いただき、無電化地域の課題をより多くの方々に知っていただくことを目的に、全世界から募集したデザインをもとに製作したシェードをソーラーランタンとともに無電化地域の家庭や学校などに届ける"Cut Out the Darkness"プロジェクトを展開しています。プロジェクトの第一弾では、2014年3月に、インドネシアのスンバ島に111組のシェードとソーラーランタンを寄贈しました。

今回の第二弾では、「動物」をテーマに世界中からデザインを募集。アーティストやデザイナーのオンラインコミュニティである「Behance Japan」とのコラボレーションなどにより、300以上の作品が集まりました。


【速報動画】Cut Out The Darkness / Lantern'zoo in Indonesia

そのうち、人気投票で選ばれた110作品をインドネシアの東ヌサテンガラ州ソネ村にソーラーランタンと共に寄贈しました。寄贈式では、110台を村の方々が一斉に点灯すると、暗闇の中に「光の動物園」が浮かび上がりました。今後、プロジェクトの詳細をまとめたコンテンツを「ソーラーランタン10万台プロジェクト」のウェブサイトなどで公開していきます。

【写真レポート】Cut Out the Darkness Lantern'zoo寄贈式

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「ソーラーランタン10万台プロジェクト」によるインドネシアへの寄贈は、2015年で2年目となります。2014年3月にはスンバ島とサブ島に1,000台をまた2015年1月にはパナソニックがスポンサーをしているガンバ大阪が10台を寄贈。2015年2月には"Cut Out the Darkness"プロジェクトで寄贈した110台を含む合計1,010台が、再生可能エネルギーの導入を通じて地域支援に取り組む「IBEKA(イベ カ)」と、革新的なテクノロジーや製品を最も必要とする途上国の人々に届ける「コペルニク」の2つのNGOに寄贈されました。これら活動の蓄積により、これまでの同国への累積寄贈台数は2,000台を越えています。

現在、世界で約13億もの人たちが電気のない生活を送っており、その家庭の多くが照明に使われる灯油ランプによって火事の危険や煙による健康被害にさらされています。昼間に太陽光で発電して電池に蓄えた電気を、夜間に照明として使うことができるパナソニックのソーラーランタンは、灯油ランプによる火事の危 険や煙による健康被害、CO2排出などを抑制し、無電化地域の課題解決に貢献する製品として期待されています。

「ソーラーランタン10万台プロジェクト」では、NPO/NGO、人道支援機関、国際機関などにパナソニックのソーラーランタンを寄贈することで、新興 国・途上国の電力事情の悪い地域におけるさまざまな社会課題の解決に本業の技術・製品を通じて貢献しています。寄贈先地域は、アジアではこれまでのインドネシア、カンボジア、ミャンマー、インド、フィリピンに加え、2014年度は新たにマレーシアにも広がっています。

パナソニックは引き続き、国連ミレニアム開発目標 (MDGs)達成に貢献し、世界中のすべての人々に「A Better Life, A Better World」を提供する取り組みの一環として、「ソーラーランタン10万台プロジェクト」に取り組んでまいります。

【お問い合わせ先】
COTDプロジェクト事務局 email: info-cotd@hit-bits.com