【リリース】ソーラーランタン1,020台をインドネシア 東ヌサ・テンガラ州に寄贈

2015.04.10 News

パナソニックは、インドネシアの東ヌサ・テンガラ州において電化が遅れているスンバ島と北部中央ティモール地方にソーラーランタン1,020台を寄贈しました。インドネシアには昨年2014年3月に、サブ島とスンバ島に1,000台のソーラーランタンを寄贈しており、今回が2回目となります。

パナソニックはインドネシアで活動するNGO/NPOのIBEKA(イベカ)およびコペルニクの2団体にソーラーランタン1,020台を寄贈しました。寄贈先はインドネシアの東ヌサ・テンガラ州において電化が遅れているスンバ島と北部中央ティモール地方になります。インドネシアには昨年2014年3月に、サブ島とスンバ島に1,000台のソーラーランタンを寄贈しており、今回が2回目となります。これらの寄付活動は、パナソニックがグローバルに展開する「ソーラーランタン10万台プロジェクト」の一環として行なっているものです。同プロジェクトは、電気インフラが限られている未開発地域の社会問題に取り組むため、パナソニックの100周年にあたる2018年までに10万台のソーラーランタンを供給することを目標としています。

今回、スンバ島と北部中央ティモール地方を選んだのは、これらの地域での電気の供給が未だに不足し不安定な状況にあるためです。当社のソーラーランタンは携帯電話などの小型電子機器を充電する機能を備え、送電網電力がなくても夜間に明かりと電力を供給できるエネルギーソリューションとなっています。
また、照明の多くを灯油ランプに頼っている中、再生可能エネルギーを利用するソーラーランタンは、二酸化炭素排出量の削減にも貢献しています。

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西ティモールでの寄贈式の様子

2月26日の寄贈式ではパナソニックマニュファクチャリングインドネシアの菅沼社長より、「パナソニックの『ソーラーランタン10万台プロジェクト』は、インドネシア社会から好意的な反響を頂いています。ソーラーランタンは、環境に優しい照明で、電気供給が不十分な地域の暮らしに光をもたらすことで教育や健康、安全性の向上を目指しています。ソーラーランタンが、今後も社会問題を乗り越え、ア・ベター・ライフ、ア・ベター・ワールドをインドネシアにもたらす一助となることを期待します。」とコメントを発信しています。

310台のソーラーランタンは、コペルニクを通じて、北部中央ティモール地方に贈呈され、そのうち200台は、地元の人々のヘルスケア設備拡充のため、50ヶ所の診療所に寄贈されています。また、110台は、パナソニックの「Cut Out the Darkness」プログラムの一環で世界中から公募した特別デザインのシェードをつけて北部中央ティモールのソネ村に寄贈されました。

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シェードの明かりで勉強する子どもたち

今後、スンバ島にはIBEKAを通じて710台のソーラーランタンが寄贈されます。そのうち10台は、パナソニックがスポンサーをおこなうガンバ大阪からの寄付となっています。今年1月24日、ジャカルタのゲロラ・ブン・カルノ スタジアムで開催されたパナソニック・カップ2015における、ガンバ大阪とプルシジャ・ジャカルタの親善試合の開始前にガンバ大阪からIBEKAへの公式授与式が行われました。

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授与式の様子。明神選手からアディ氏にランタンが贈られました。