【リリース】フィリピン現地法人従業員が無電化村にランタンと手作りシェードを寄贈

2015.11.25 News

パナソニック マニュファクチャリング フィリピン株式会社(PMPC)の従業員の有志5人が、ルソン島のリサール州タナイ町の先住民の人々が住む無電化のマガタ村を訪れ、ソーラーランタンと手づくりのランタンシェードを寄贈しました。

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パナソニックは、創業100周年となる2018年までに世界の無電化地域にソーラーランタンを合計10万台寄贈する「ソーラーランタン10万台プロジェクト」を推進中です。

2014年度、フィリピンには合計2,392台を寄贈し、2015年度も同程度の台数を寄贈予定です。その一環として2015年9月5日、パナソニック マニュファクチャリング フィリピン株式会社(PMPC)の従業員の有志5人が、ルソン島のリサール州タナイ町の先住民の人々が住む無電化のマガタ村を訪れ、ソーラーランタンを寄贈しました。

このソーラーランタンには、PMPC従業員の発案により、20人の従業員たちが絵とメッセージを描いた手作りのランタンシェードも添えられ、電気の明かりが無いことで安全、健康、教育などの面において都市に比べ厳しい環境にある村の人々を勇気づけました。

パナソニックは今後も、従業員や一般の方々とともに、ソーラーランタンを世界の無電化地域に暮らす方々にお届けしてまいります。

▼【動画】Cut Out the Darkness~笑顔の贈り物


■マガタ村について

マガタ村は、マニラ首都圏から東へ約50kmの山間部にある先住民480人が住む村です。この村は電化されておらず、夜間の明かりは灯油ランプか懐中電灯しかないため、暗い中での保健医療活動には大きな制約と危険が伴いました。このマガタ村を、2014年度のソーラーランタン寄贈相手先団体のひとつである代替医療総合医学センター(INAM)が保健医療面で支援しており、今回もその一環として同村が寄贈対象とされました。

・[写真レポート] フィリピン・ルソン島で保健医療の現場で活用されるソーラーランタン
http://panasonic.net/sustainability/jp/lantern/2015/10/1510_pg_inam.html

■Cut Out the Darknessプロジェクトについて

手作りのシェードをランタンに添えて寄贈する活動は、「Cut Out the Darkness」という名の活動として2013年以降、実施されています。これまでに1,200を超えるシェードのデザインがWebサイト上に投稿され、そのうち人気投票で選ばれた200以上のデザインが、インドネシアのスンバ島と西ティモールの村に贈られました。

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