自然エネルギー100%のイベントを照らす:EARTH HOUR 2016 in Yokohama

2016.04.15 News

電気を消して地球の未来に思いを馳せるアースアワー。パナソニックは横浜で行われた「EARTH HOUR 2016 in Yokohama」にソーラーランタン60台を提供し、自然エネルギー100%のイベント実現を支えました。ソーラーランタンは今後、WWFジャパンのインドネシアの活動地で活用されます。

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2016年3月19日20時半からの1時間。178の国と地域で電気が順番に消えていき、暗闇のリレーが世界をつなぎました。

今年で10年目を迎えるアースアワーは、環境保全団体のWWFがグローバルで主催する参加型イベントです。フランスのエッフェル塔やアテネのアクロポリスなどの世界遺産やランドマークをはじめ、さまざまな団体や個人が「電気を消す」というアクションを通じて、温暖化を止め、青い地球を未来に残そうという全世界の強い思いを示します。

これまでパナソニックでは、消灯アクションに参加する、シャングリ・ラ ホテル東京でのイベントにソーラーランタンを貸し出すなどの形でアースアワーに参加してきました。今年は、横浜でWWFジャパンが主催するイベントに60台のソーラーランタンを協賛しました。

自然エネルギー100%のイベントを支える

3月19日のイベント当日。前夜から強い雨が降っていましたが、午後からは光が差し、春の暖かい陽気に包まれました。多くの人でにぎわう横浜市桜木町の駅前にはステージが設置され、協賛企業がブースを出展。会場の電力は電気自動車やソーラーランタン、自転車発電など、100%自然エネルギーで運営されます。

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イベントステージの電力の一部は来場者の皆さんに協力いただき自転車で発電

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ステージでCSR・社会文化部 福田里香部長によるランタンの説明

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ソーラーランタンは協賛企業のブースを照らす明かりとして活用されました

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ABBジャパンのブースで実演を行う産業用協働ロボットYuMi®(ユーミィ)

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アースアワーサポーターズの書道家 武田双雲さんや横浜F・マリノスのスタッフがデザインしたランタンシェード

ソーラーランタンはインドネシアへ

太陽光で発電するソーラーランタンは、灯油ランプの使用を抑制することで温室効果ガス削減につながります。ソーラーランタン100万台が灯油ランプと代替できると、4年間で3万トンの削減効果が見込まれます。また、明かりのために薪炭が使われる地域では、森林保全にも貢献します。

今回協賛したソーラーランタンはインドネシアに運ばれ、WWFが支援するスマトラ島のBukit Barisan Selatan国立公園周辺のコミュニティなどで活用されます。

現地での様子が届きましたらまたお知らせしますので、楽しみにお待ちください。

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マリノスケくんが持つのは、横浜・Fマリノス スタッフがデザインしたランタンシェード