2019.07.18Voices
【Voice】フィリピン:教育・医療の現場を支える明かり
2016.03.18 Voices
2014年11月にソーラーランタンを寄贈したワールド・アシスタンス・フォー・カンボジア/ジャパン・リリーフ・フォー・カンボジアから報告が届きました。ソーラーランタンは、子どもの勉強から、教師の家事、授業準備まで多方面で活用されています。
パナソニックの皆様、こんにちは。ワールド・アシスタンス・フォー・カンボジア/ジャパン・リリーフ・フォー・カンボジア(WAfC/JRfC)のシニア・プログラム・オフィサーのNeou Tyです。私たちは、カンボジアの国の発展には、教育こそが大きな効果をもたらすと信じ、教育支援を行っています。
2014年11月に寄贈いただいたソーラーランタンは、無電化地域で私たちが運営するBright Kids Future Home(8年生以上の奨学生のための寮)とNew Life Orphanage(孤児院)の2施設および38の学校で、校長や教師、貧しい家庭の生徒たちが使用しています。
それまでは家事や勉強、授業の準備には灯油ランプが使われていました。灯油ランプの炎は火事の原因にもなり危険なうえ、煙は気管支疾患の原因にもなります。ソーラーランタンによって安心・安全な明かりを使うことができるようになり、みんな心から喜んでいます。また、ランプの灯油代(年間52ドル以上)の節約にもつながっているようです。
貧しい家庭の生徒や教師は、日が昇っている間は家事や農業の手伝いをするため、勉強や授業の準備をするのはあたりが真っ暗になってからです。ソーラーランタンは、こうした生徒や教師にとってとくに大きな助けとなっています。
英語教師のPrey Sophannaraさんは、帰宅後は毎晩、市場で売る野菜の準備や豚の餌やりなどをしています。「ソーラーランタンを使うようになってから、暗闇の中での作業がやりやすくなった」と喜んでいます。
英語兼コンピュータ教師のSan Veasnaさんの家には電気が通っておらず、ソーラーランタンがさまざまな場面で活躍しています。その使い道は、料理、お風呂、洗濯から、読書、授業計画の作成まで幅広いです。照明以外に、携帯電話を充電するためにも使用しています。
パナソニックの皆様からいただいたソーラーランタンはすべて、これまで一度も壊れることなく動いています。使いやすく、頑丈で、素晴らしい設計の製品ですね。利用者と話すと、「パナソニックの方に感謝を伝えてほしい」と、いつも言われます。今日は、みんなを代表して声を大にして言わせてください。
"Thank you to Panasonic!"
(パナソニックの皆様、本当にありがとうございます!)