社員特派員がインドネシアの無電化地域へ。ソーラーランタンの活用状況を視察します

2016.12.28 News

社員の寄付によって寄贈されたソーラーランタンが、無電化地域でどのように活用されているのかをレポートする「社員海外ボランティア特派員」が始まります。選考によって選ばれた社員特派員2名が、2017年1月3日〜7日の5日間、インドネシアの東ヌサ・トゥンガラ州を視察してきます。

2016年3月、社員によるソーラーランタンの寄贈が初めて実現しました。寄贈された500台のソーラーランタンは、「革新的なテクノロジーを届ける」をモットーに活動を展開するNPOコペルニクを通じて、明かりを必要とする人々のもとに届けられました。

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パナソニックは、寄付に参加した社員の中から、社員特派員を募集。特派員は、ソーラーランタンが配布された無電化村の診療所や学校を訪問し、活用状況についてレポートします。多数の応募の中から選ばれた特派員お二人に、出発前の意気込みを聞きました。

笹元博美さん

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社会貢献活動をしたいという気持ちはありながら、業務(仕事)を通じて以外では、どう行動を起こしていいのかわかりませんでした。今回の募集を見て、「私でも参加できるかも」と思い、思い切って応募しました。新しいことに挑戦する母の姿を、子どもに見せたいという思いもあります。

蛇口をひねればキレイな水が出てきて、スイッチを押せば夜も明かりがともる今の日本の生活があたり前なので、無電化地域の暮らしを想像するのは難しいです。現地の方々の暮らしの中で、ソーラーランタンがどう活用されているかをしっかりと視察し、現地の子どもたちと接してたくさんの笑顔を見てきたいと思っています。

竹内啓祐さん

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以前から途上国の社会課題解決に興味があり、CSR・社会文化部主催のワークショップなどにも参加していました。

社員寄贈プログラムは、無電化地域の人々の暮らしを良くしたいというパナソニックの活動に、寄付というかたちで個人が主体的に応援・参加できるよいプログラムだと思います。今回、自分の寄付が人々の役に立っているということを実感できるチャンスだと思い、応募しました。

ソーラーランタンが使用されている現場を見たり、たくさん話を聞いたりして、現地に行かなければわからない人々の声や感じたことを、ストレートに伝えたいと思っています。


特派員による視察レポートは、1月中旬頃の記事でご紹介する予定です。Facebookページでは、現地から届いた情報を速報でお届けしますので、ぜひご覧ください。