社員による寄贈が初めて実現。500台がインドネシアへ

2016.06.27 News

2016年3月、1,500台のソーラーランタンがインドネシアの4つのNGOに寄贈されました。うち500台は、パナソニック社員の寄付によって実現したものです。創業100周年の2018年までに10万台を寄贈する目標の折り返し地点を超え、寄贈の輪が広がっています。

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プロジェクトリーダーの星です。
ソーラーランタン10万台プロジェクトは2016年度で5年目に入りました。これまでのパナソニック エコソリューションズ住宅設備株式会社 幸田工場パナソニック マレーシアなど国内外の事業所による寄贈に加え、新たに、2015年前半は社員による寄付を募り、500台のソーラーランタンを贈ることができました。

ソーラーランタンはインドネシアの診療所へ

社員寄贈によるソーラーランタンは、「革新的なテクノロジーを届ける」をモットーに活動を展開するNPOコペルニクを通じて、インドネシアの東ヌサ・トゥンガラ州に届けられました。

電気が通っていない地方の村では、夜間の診療所運営が難しく、急患対応ができないため、命の危機にさらされる人がたくさんいます。ソーラーランタンは、村の診療所に配布され、夜間の診療や手術の際など多方面で活躍しています。

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明かりがあれば、診療所を夜間も運営できるようになります(写真は過去に寄贈したソーラーランタンの活用の様子)

寄贈の輪をさらに広げていくために

今年が2年目となる2016年も多くのソーラーランタンを無電化地域に届けることができたらと思っています。また、社外のより多くの人にも無電化地域の問題に目を向け、寄贈の輪に参加していただくことも検討中です。明かりを必要とする人々にソーラーランタンを届けるムーブメントに多くの方に加わっていただければと願っています。